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わすれてた・・・

手帳にはちゃんと3月の予定として書いてあった。なのに、品川千躰荒神堂(海雲寺)の春大祭(3月27・28日)へ行くのを忘れてた。
今日の午後は春の日差しよろしくなかなかに暖かかった。また、時間もあったから、荒神詣はできたはずなのにすっかり失念。失敗したなぁ・・・次は秋(11月27・28日)かぁ・・・
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品川「船清」

「遊び」とひと言にいっても、色々とあるから、これと断定することはできないが、

大人の遊び

というと何となく高級な響き(=イメージ)を感じるのは気のせいか。
大学時代に、なんにしても自分なりの捻りをくわえることなく、そのまま駄洒落るため「安易マン」と渾名された仲間から誘いがあり、暑気払いを兼ねて、

屋形船

を1隻チャータしてもらった。
大昔は、割合気軽に利用されたと聞く屋形船も、昨今はそう気軽なものじゃあない。まして1隻借り切りしての

船遊び

といえば、「お大尽」感とか「大人の遊び」感が十二分に漂うものと思っている。

品川の船宿は旧宿場町裏の高浜運河沿いにある。ここの旧宿場町は旧態を知りえるようなものは、ほとんど残ってはいないが、それでも運河沿いには、まだ昔ながらの棟割長屋や仕舞屋といったものが一画にある。そして、その先に船宿がいくつかあり、それぞれの幟が道路脇にひるがえっている。
正直にいって、時代小説の世界ならいざ知らず、現代の船宿に対するイメージは、これまで接する機会がなかったため、ほとんどない。だから、目的の船宿が

「品川船清」と船宿名を大書した高張提灯をかかげ、葦簀をかけまわし、緋毛氈を敷いた縁台が運河に沿って並べられ、女将は着物を涼し気に着て、番頭と若い衆は船宿の名を染め抜いた揃いの印半纏…

であるのを目の当たりにすると、粋かどうかは別にして、これが船宿の一形態なのだろうと思う。その待合で一服していると、演出はさらに続く…

若い衆から「仕度ができた」と声がかり、早速、舫いでいる船に乗り込まんとするその時、低く垂れ込めた雲からは、ぱらぱらぱらと生憎の小雨。そこで若い衆が河岸にすすすっと四人ほど並び立ち、番傘をひらりひらりと開いて連なり、大事な遊客を濡らすまいと番傘小径を作り出す。その番傘の下を進む遊客…

う~む…

ここまで演出されるとは思わなかった。完全に船宿の掌中である。

もてなしの心

もここまで演出されれば、「気障」だの「気取っていやがらあ」だのと難癖をつけず、素直に脱帽し、もてなされるがままに任せるのがよいだろう。

(最後に、ひと言書きくわえておこう。この夏、台場にお目見えした「原寸大ガンダム」を台場沖合いからのんびりと眺めるというのは、そう機会のあるものではない。波上で揺られ、酒肴を食み、酒を呑みながら、ガンダムの「背中」を仰ぎ見るというのは、なかなかにマニアな楽しみ方であった。)
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↑品川「船清」の待合入口と舫いである屋形船。
ただし、乗船したのはこの右隣の屋形船であり、あくまでこの画像はイメージである。
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↑屋形船で供された酒肴の一例。突出しと前菜。おこうこ。

愛宕様へは月まゐり

世の人様は本日から仕事始めらしいが僕は明日から。一日多い休みを利用して、今日も東都をぶらりと歩いてみようと珍しく午前中に起きる。朝風呂しながら、ぼんやり何処へ行こうかって考える…色々浮かぶなかで、

「拝島(大師)か愛宕さんだな」

と二つまで絞れた。ここまで範囲が絞れればもう問題はない。身支度を整えて出発。しかし不思議だ。午前中(といっても10時を廻っていたが…)に起きてるのに家を出たのは午後1時。二時間も何をやってたか記憶にないが、まあ、諸々の用事を片付けてたということにしておこう。
この時間だともはや頭のなかから「拝島」は消えて、

「愛宕さんだな」

と行き先が決まる。今度は昼飯を何にするかだ。時計を見ると午後1時もとうに30分を廻っているという微妙な状態のため、軽いものでよい。そうなるとやはり蕎麦屋に行き着く。

「蕎麦屋に行くとしたら、久保町の「砂場」か新橋の「能登治」だ。あとは時間との勝負だ」

こうなれば兎に角移動するしかない。神谷町までは地下鉄一本のため、乗ればただ揺られ揺られてするだけで着くが、時間は午後2時を気持ち何分か廻っている。イチバチ賭けて久保町を目指して行くが見事に撃沈。暖簾は掛っているもののやってる気配がない。どうやら久保町砂場(巴町砂場)は「中休み」に入ったようだ。仕方ないと諦め、愛宕トンネルを潜り、愛宕神社正面に廻る。目の前に85段の古びた石段がデンと聳える愛宕山の山頂目指して真っ直ぐ伸びている。これが有名な「出世の石段」だ。この階段を「1、2、3、4、5、6…」と数えながら上ると途中で息切れが始まる。普段から歩いているがこの階段はやはりキツイ。しかし、ここで立ち止まっちゃったら、出世はないなってことでひたすらに「…82、83、84、85」と上り切る。

「よし!これで出世だ」

我ながら時々「単純だなあ」と思うが、まあ、ハーハーと息を切らしながらも一度で上り切れたんだからよしとしよう。
愛宕神社は「出世の石段」を見てもわかるように、開運の神様として近くの企業の尊崇を集めているようで、会社ぐるみ、部署ぐるみの参詣が目立つが、芝居、落語、講談、はたまた江戸時代について少しでも齧っている諸氏には「火伏せ」の神さまというイメージもついてこよう。
参詣を済ませ、社務所に向かうと破魔矢や御守を買っている人達に混じって僕も「火伏せ」の御札を頒けて貰う。
これで今年の僕の台所も少しは鎮火してくれることを願う。なにせ川柳に、

色男金と力はなかりけり

よい男貧乏神の氏子なり

と詠まれているように「色男」は金がないのだ。言い換えれば年柄年中、金欠の僕は「色男」なのだとも言える。しかし、今年は「火伏せ」の御札を頂いたんだから、少しは「金」にご縁があることだろう。ただ、ご利益があると今度は僕が「色男」の座から転落すると言うことになる。

「金」を取るべきか「よい男」をとるべきか。それが問題だ。

ハムレット張りの苦悩だ。
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↑芝愛宕神社の「出世の石段」。結構馬鹿にできない辛い85段
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↑芝愛宕神社本殿を将軍梅と一緒に

新橋「能登治」

愛宕さんへの参詣も無事終えて時計を見ると既に3時。流石に腹も空いてきた。久保町の「砂場」は夕方まで休みに入ってるため、ここは中休みのない新橋「能登治」だと決める。愛宕から「能登治」に行く途中に忠臣蔵で有名な浅野内匠頭切腹の地の石碑がある。この石碑の不思議なのは、なぜか車道に向けて碑と説明板が建ててあることだ。車に乗ってたら一瞬で通過。誰が車のなかから見るんだろか。
そんな疑問も空腹がさっさと消し飛ばしてくれて、足は「能登治」に向かう。
「能登治」は新橋の繁華街から気持ち少し離れたとこにある。江戸の頃は赤坂にあったようで、当時は「能登屋」と名乗っていたという。明治になると赤坂から新橋に移り、その際に元号から「治」の一字を頂いて「能登治」としたらしい。間口が狭いため、注意して歩かないと通り過ぎてしまう。
時間が時間のため、暖簾を潜ると客は三組程度しかいない。しかし、ゆったり過ごすにはそれくらいのほうがよい。席に着いてゆっくり品書きを見る。店側も別段急かそうとはしない。仕事で新橋にいるわけじゃないから、新年早々に昼酒としてビールを頼む。寒い空の下にいたため、蕎麦はやはり身体が温まる「かけ」系がよいな、ということで蕎麦は「月見」。店員が奥に注文を回す時、「十五夜」って言う掛け声は洒落ている。「年柄年中、十五夜じゃ風趣に欠ける」などと野暮なことはいっちゃあいけない。素直に「ここの蕎麦屋はなかなか洒落てやがる」って思いながら、ほくそえめばよいのだ。
七味を振り掛け、黄身を箸でつぶさないようにして、ハフハフしながら蕎麦を啜る。すっかり冷えてた身体が内側から少しずつ温まってくる。三つ葉の香りもよい。黄身以外をすっかり平らげると、箸で残った黄身をそーっと割り崩し、つゆとよく混ぜればこれで「肴」が一品できた。江戸前のつゆも黄身が混ざるとなんともいえない円やかな味になる。これでビールを呑むと実に満ち足りた気分になる。況してや昼下がりのビールだ。寒空の下のリーマンには「悪いね」って思いながらも月見で呑むビールに気分が満ち足らないわけがない。
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↑新橋「能登治」の外観
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↑「能登治」には僕のお気に入りの「赤星」が置いてある
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↑能登治の「月見そば」
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それでは「春夏冬、二升五合」をお願いまして、皆々様の御手を拝借。

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熊さん。今のお人で何人目だい?
著者寸描(プロフィル)

浮世名詮〔うきよのめうせん〕

Author:浮世名詮〔うきよのめうせん〕
東西東西~。
さて、これより語りまする者はその名を「名詮」と申しまする。

性格は可成ふざけて居りまして、朝イチから行動すればよいものを、昼も過ぎ、夕闇の濃くなる頃から東都のあちらこちらへ出没し、状況に応じて色々な人物を演じ分ける素ッ惚けた根無し草。

まあ、気楽に気楽にお付き合い下りまするよう、隅から隅まで、ズズいっとお頼み申し上げまする。

先づは

乍憚口上
乍憚口上」つづき
乍憚口上」むすび

を一読下さりまするようお願い申し上げまする。

千穐萬歳大入叶

熊八ブログをケータイしておくれっ
ちょいと、そこのお前さん。無視していくんじゃないよ。めうせんの「熊八ブログ」がケータイでも見ることが出来るっていうじゃあないか。おや、知らない?まあ、この人はなんて野暮なことをいいなさんのかねえ。
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