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酒あれこれ・雑記―取り留めのない散らし書き

酒は好きだ。だが、決して大酒呑みじゃあないと自分では思っている。あくまで嗜む程度だ。が、これほど当てにならない言葉もない。呑兵衛はみんな使う。だから、本当に嗜む程度で幸せに酔うことができるの人からすれば至極迷惑な話だ。詰まり、僕にとっても迷惑な話ということだ。
さて、今回は特にテーマも設けず、ふと思い出したことを書き散らしていこう。

20代前半の頃は若さ特有特権の無謀さから、随分と無茶な酒の呑み方をしたものだ。
特に学部生時代は今にして振り返れば、

よく身体が持ったなあ

という感じだ。
当時、「WILD MAN(原人)」と渾名され、僕や清澄氏などと一緒によくつるんでいた旭川出身の悪友がいた。彼は豪快で、大胆で、いい加減で、向こう見ずで単純で、自由奔放な性格だった。なにせ大学卒業後少しして、着の身着のままでアジアを半年ほど放浪してしまうほどだ。それである日突然、

へへへ…

と照れ臭そうに笑い乍ら、ふらりと戻ってくる。帰国した時の残金は一万円もなかったと思う。
そして、酒のほうも滅法強かった。ただ酒が強いだけじゃあなく、酒に関しては特にカクテルの知識が玄人はだしに豊富なのだから、なかなかに嫌らしい。
その彼を相手にギリギリまで酒を酌み交わしていたんだから、僕もほとほと命知らずというものだ。
例えばテキーラの飲み競い(正しい名称は知らない)。ショットグラスでどちらかが潰れるまで交互に一気呑みを続けるというやつだ。流石に潰れる前に自制したが、それでも五、六杯も呑めば千鳥足は免れなかった。
かと思えば、イギリスのウィンストン・チャーチルが愛した「マティーニ」なんかを彼の部屋で静かに味わいもした。
チャーチルのマティーニはカクテルグラスになみなみとジンを注ぎ、ドライベルットは一滴も垂らさず、ただその瓶を眺めて香りをイメージし、グラスのジンを舐めるというやつで、ジンのストレートとなんら変わりはない。カクテルも、チャーチルほどに極め抜くと、行き着く先はストレートに戻るのかといった感じだが、その時は二人ともそのマティーニを味わっては、

これがチャーチル流のマティーニかあ
流石だなあ

などと何が流石だったのかは今となっては全く不明だが、兎に角、それで悦に浸っていたのだから、単純な頭だ。
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小石川「稲荷萬盛」

次から次へと仕事が押してきて、今月もなかなか更新できない。なんとか寸暇に書こうと思ってたんだが、思うだけで思うように行かないのが悲しい。ていうのは言い訳です。

今日は研修で水道橋に行く。
ここ数日、桜も少しずつ花開き春らしくなってきたかと思えば、今日は一転、冬へ逆戻りしたかのような冷たい雨がシトシトと降って、行き交う人びとみんなして屈めながら歩いている。
水道橋といえばなんといっても後楽園。それも遊園地のほうがまづ浮かぶ。そして、大型スパリゾートのラクーアもある。
遊園地としての後楽園は僕も幼少に何度となく訪れたが、今はすっかりご無沙汰しているね。というか、これといって行く理由がないわけよ。
それに比べて庭園のほうは年に数度は訪れる。元々ここは水戸徳川家のお屋敷。今は庭園として保存されている極一部にしかその面影は留めていないが、往時は東京ドームもドームホテルも遊園地もラクーアも、この庭園と同じ敷地だったわけだ。そう思えば、徳川宗家に繋がる水戸家がいかに大きな家格だったかがわかるだろう。いや寧ろ、地面が広すぎてイメージしにくいやもしれないか。
さて、午前の部の研修が定時より少し早く終わった。折角の都心での昼だ。ここで外に出ないのは勿体無いというものだ。だから、そぼ降る雨にもめげず、

ソレ!

と春日通を西進する。目指すは伝通院だ。
伝通院は家康の母・於大が眠る寺で、正しくは「無量山伝通院寿経寺」といい、小石川伝通院とも呼ばれた徳川家の菩提寺のひとつだ。その伝通院前交差点のところに目指す蕎麦屋「稲荷萬盛」がある。
この稲荷萬盛も正しい呼称みたいなのがあって、「沢蔵司稲荷萬盛」というのだそうだ。
この蕎麦屋はなんでも伝通院にいた修行僧・沢蔵司(実はお稲荷さん)が毎日足繁く(といっても寺の目の前だが…)通ってきたらしい。詰まり、

神様も食した

それはそれは有り難い蕎麦ということなる。そして、お稲荷さんのご加護厚く、以来330年もの間、この地で蕎麦屋として営みを続けているわけだ。
この蕎麦屋の名物は

稲荷箱そば

だ。毎日、初釜で茹で上げた蕎麦は、沢蔵司稲荷に朱塗りの特別な箱に入れて奉納するそうだ。その箱そばを入れ込みに上がって早速に注文する。雨だというに、まだ昼前だというに、お稲荷さんのご加護が為せるのか、店内は既に8割方の客入りだ。
暫くして出てきた霊験あらたかなソレは、手あぶり用の箱火鉢を思わせる大きさの入れ物でなかなか迫力がある。まさに



だ。それをT字形に間仕切り、蕎麦とタンポ、猪口が収まっている。
七色を振りかけ、濃い色をした割りにすっきりめのつゆに三分の一ほど蕎麦をつけ、一気に

ズズーっ

と手繰る…うーむ。なんだかお稲荷さんのご加護・ご利益が自分の身体にも入ってきたような感じだ。と書けば実に単純だと笑われそうだが、鰯の頭も信心からって言葉があるように信じればご加護があるさ。…でも、お稲荷さんだからなぁ、間違って狐憑きにはなりたくないなぁ。したら和尚さんに袈裟を借りなきゃならねえな。輪っかが大事なんだよ。輪っかが。輪なし野郎じゃあダメなんだよ…なんて不信心なことは口が裂けてもいえまい。いや、考えちゃあいけない。
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↑小石川「稲荷萬盛」の外観
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稲荷萬盛の「稲荷箱そば」付け合せの「おアゲ」が程よく甘辛に滲みていてよい。
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それでは「春夏冬、二升五合」をお願いまして、皆々様の御手を拝借。

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熊さん。今のお人で何人目だい?
著者寸描(プロフィル)

浮世名詮〔うきよのめうせん〕

Author:浮世名詮〔うきよのめうせん〕
東西東西~。
さて、これより語りまする者はその名を「名詮」と申しまする。

性格は可成ふざけて居りまして、朝イチから行動すればよいものを、昼も過ぎ、夕闇の濃くなる頃から東都のあちらこちらへ出没し、状況に応じて色々な人物を演じ分ける素ッ惚けた根無し草。

まあ、気楽に気楽にお付き合い下りまするよう、隅から隅まで、ズズいっとお頼み申し上げまする。

先づは

乍憚口上
乍憚口上」つづき
乍憚口上」むすび

を一読下さりまするようお願い申し上げまする。

千穐萬歳大入叶

熊八ブログをケータイしておくれっ
ちょいと、そこのお前さん。無視していくんじゃないよ。めうせんの「熊八ブログ」がケータイでも見ることが出来るっていうじゃあないか。おや、知らない?まあ、この人はなんて野暮なことをいいなさんのかねえ。
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