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エコと粋と流行―その狭間で思うこと

昨今、エコが声高に叫ばれ、日本の伝統的思考

もったいない

は世界にも通用するとして

MOTTAINAI

とローマ字表記されるまでになったようだ。
それはよいんだけど、横文字信仰というか「エコ」という言葉が一部の女性層では、なんだか

カッコいいもの
ステキなもの

のような捉え方をしているのは、あまりよろしくないね。さらに



がプラスされ、より素敵感がアップするような感じになると、もういただけない。
ふと、こんなことを考えるようになったのは、

てぬぐい
ふろしき

のふたつに対して思うところがあってからだ。
まづ、「てぬぐい」。僕はてぬぐいを常日頃から愛用している。てぬぐいを持ちはじめたのは

デザインの面白さ

もあるけど、

使い勝手がよい

からだ。汚れたらジャブジャブ洗え、干せばタオルより断然早く乾く。折りたためばそれほど嵩張らないし、ちょっとしたものなら包むこともできる。使えば使うほど生地も柔らか味がでてくる。だからもう十数年来愛用している。思えば夏場の坂東巡礼のときも重宝したものだ…その「夏場」近くになると、ちょいと気取り系なオシャレ雑誌なんかが

てぬぐい

の特集を組むようになる。それもそのはづで、同時期に「浴衣」を取り上げているからだ。「浴衣」に「てぬぐい」は当然の組み合わせだ。ただ始末に終えないのが、

江戸の粋とエコロジー

みたいなサブコピーがついている。粋とエコを無理矢理組み合そうというのが気に食わない。こうなると僕みたいなへそ曲がりは、夏場に人前でてぬぐいが使えないじゃあないか。汗拭いているところをみて、

あ、あのひとも「てぬぐい」使っている
いま、流行だもんねえ

みたいに思われるのは御免被りたい。こっちは一昔前以上から普段使いにしているんでね。別に粋で持っているわけじゃあないんだよ。流行りで持っているんじゃあないんだよ。……はい、つぎ。
「ふろしき」というのは非常に便利で、僕などは「いせ辰」のふろしきでサイズの違うものを常にカバンに1、2枚いれてある。こうしておくとカバンに入りきらないような不意の荷物(もっとも、ここでいう不意の荷物の多くは書籍だが…)が出た場合に、すぐさま包むことができて非常に便利だからだ。それに結び方次第で買い物袋にもなるし、酒瓶やビール瓶、スイカだって包めてしまう。とくに旅行に行ったときは土産物を包むのに大変重宝している。第一、てぬぐい同様に折りたためば嵩張らないし、軽い。
さて、この「ふろしき」…エコが注目したわけですよ。レジ袋に替わるエコなものとして。
場所はエコ推進の某区役所(全国の自治体のなかで、レジ袋を有料化したかなり先駆け的な区)。訳あってあまり時間のないなかで、ある商品を買いに行ったときのこと。軽いけど結構、荷物が嵩張ったんで、紙袋を貰おうとしたら、カウンター下から百貨店の紙袋やらお菓子メーカの紙袋やら色々出てきた。が、丁度いいサイズのものがみつからない。もっとも、リサイクル&経費削減という行政の眼目であろうが、百貨店の紙袋やお菓子メーカの紙袋なんかは職員間でリサイクルしたらどうかと思うがいかがだろう…。
このまま丁度いいサイズの紙袋を探し続けられたら、いつになることやらと諦めた僕は、

あ、ちょっと待って…

といってカバンからやおら「ふろしき」を取り出して(意地が悪いとか、最初から出せよとはいってくれるな)、

このふろしきに包んで

と手渡すと、職員は一瞬、

えっ!?

って感じで僕のことをみて(…失礼だな)、手渡した「ふろしき」で荷造りしながら

まあ、素敵なデザインですね。おしゃれでいらっしゃる
男の人でこういうのを利用しているってところがまた粋ですよねえ

といわれると、

別に粋だからもっているんぢゃあないやい

と心のなかで啖呵を切りたくなってしまう…大体、最初ふろしきを出したときに、えっ!?って顔したよねえ…
「てぬぐい」にしても「ふろしき」にしても、別に先見の目があったわけじゃなくて、ただ使い勝手で取捨選択した結果なのだが、当世では「てぬぐい」も「ふろしき」も粋とエコを兼ね備えたおしゃれアイテムらしい。そんな意識はさらさらなくとも、世間では、

ああ、いま、流行っているもんねえ、それ

とくるのがなんだか腹立だしい。
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熊さん。今のお人で何人目だい?
著者寸描(プロフィル)

浮世名詮〔うきよのめうせん〕

Author:浮世名詮〔うきよのめうせん〕
東西東西~。
さて、これより語りまする者はその名を「名詮」と申しまする。

性格は可成ふざけて居りまして、朝イチから行動すればよいものを、昼も過ぎ、夕闇の濃くなる頃から東都のあちらこちらへ出没し、状況に応じて色々な人物を演じ分ける素ッ惚けた根無し草。

まあ、気楽に気楽にお付き合い下りまするよう、隅から隅まで、ズズいっとお頼み申し上げまする。

先づは

乍憚口上
乍憚口上」つづき
乍憚口上」むすび

を一読下さりまするようお願い申し上げまする。

千穐萬歳大入叶

熊八ブログをケータイしておくれっ
ちょいと、そこのお前さん。無視していくんじゃないよ。めうせんの「熊八ブログ」がケータイでも見ることが出来るっていうじゃあないか。おや、知らない?まあ、この人はなんて野暮なことをいいなさんのかねえ。
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