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豊島屋の白酒

三月三日は小難しくいえば上巳の節句。桃の節句。ようは雛まつりだね。
雛まつりは女の子の節句。この日ばかりは男衆の出る幕はない。だから男衆は端っこのほうで、童謡「ひなまつり」の三番に見える右大臣を決め込んでいるのがいいと思う。
といっても、童謡「ひなまつり」が四番まであり、かつ諳(そら)んじれる人はあまりいない。この時期、スーパーでも雛まつりの特設ブースでは、ちゃあんとBGMでも四番まで流れいるのにね…ちなみに「ひなまつり」の三番と四番は以下のとおり。

三番
金の屏風にうつる灯をかすかに揺する春の風
少し白酒めされたか赤いお顔の右大臣

四番
着物を着替えて帯締めて今日は私も晴れ姿
春の弥生のこの善き日なにより嬉しいひなまつり

さて、この三番に出てくる右大臣が飲んでる白酒。東京にあって有名なのが、豊島屋本店の白酒だ。その昔は鎌倉河岸にあって、二月二十五日の一日限定で白酒を販売していたらしい(関東大震災で神田美土代町に移転)。『江戸名所図会』には当日の店先の繁昌振りが描かれている。押せや押せやでごった返し怪我人も出る始末なものだから、医者が待機していたという。江戸時代にあってその混みようは相当なものだったんじゃないかな。

その江戸名物豊島屋の白酒は現在も雛まつりの時期にあわせて販売されており、二月の半ばぐらいから、ぽつぽつと高級スーパーや百貨店の地下食品売場なぞで目にすることができる。
さてさて、くだんの白酒は、子どもが大人の真似事で飲むようなものじゃなく、歴としたお酒。アルコール度数が7度。ビールよりも度数が高い。だから舐めてかかると痛い目にあう。というよりもひと舐めして、その独特の甘さに驚き、違った意味でおよそ舐めてかかれるものではないことを教わるだろう。なんともいえないトロリ感、とくとくとく…と注ぐではなく、とろーりとろりと流れ出る感じで、味も濃厚というか芳醇というか独特の極甘である。こってりである。ただ砂糖たっぷりという甘さではない。米糀と良質の味醂による自然の甘さだ。ひと口飲めば、甘さのなかに米そのものの味が広がる。こういうのを米が香るとでもいうのだろう。

さてさてさて、御託・口上の類いはこの辺にして、男衆は豊島屋のこってりとした白酒を飲み、赤ら顔の右大臣よろしく部屋の隅のほうでごろりと膝を抱えて寝転がり壁とご対面しながら、あとは女性たちだけで楽しく「雛まつり」に盛り上がっていただこう。
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階段という造形美

たまには、どうでもいいような息抜きの小品。
先日、荻窪の「荻外荘」(ここは公開されていない。というよりもしっかり「近衛」と認めた表札がある。)「幻戯山房」(故角川源義邸)「太田黒公園」を見に行った時に、偶然みつけた某集合住宅―の階段。
三角螺旋と五角螺旋の構造。これを下から見上げるように撮る。
うーむ、腰が痛くなる姿勢での撮影だった。真上を見上げるというのは、意外と大変な姿勢だということがよくわかった。
しかし、真下から見上げるとなんともいえない造形美だ。吹き抜けの感じがなんともいい。
集合住宅の階段という何ということはないものだけど、時々目を見張るものと対面できることがある。こういうときはなんともいえない嬉しさがあるものだ。
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↑某集合住宅の三角螺旋階段と五角螺旋階段。
三角螺旋は正三角形ではなく、二等辺三角形といういびつな感じがいい。
また五角螺旋はこれで三角螺旋同様、正五角形じゃあないところがいい。
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それでは「春夏冬、二升五合」をお願いまして、皆々様の御手を拝借。

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熊さん。今のお人で何人目だい?
著者寸描(プロフィル)

浮世名詮〔うきよのめうせん〕

Author:浮世名詮〔うきよのめうせん〕
東西東西~。
さて、これより語りまする者はその名を「名詮」と申しまする。

性格は可成ふざけて居りまして、朝イチから行動すればよいものを、昼も過ぎ、夕闇の濃くなる頃から東都のあちらこちらへ出没し、状況に応じて色々な人物を演じ分ける素ッ惚けた根無し草。

まあ、気楽に気楽にお付き合い下りまするよう、隅から隅まで、ズズいっとお頼み申し上げまする。

先づは

乍憚口上
乍憚口上」つづき
乍憚口上」むすび

を一読下さりまするようお願い申し上げまする。

千穐萬歳大入叶

熊八ブログをケータイしておくれっ
ちょいと、そこのお前さん。無視していくんじゃないよ。めうせんの「熊八ブログ」がケータイでも見ることが出来るっていうじゃあないか。おや、知らない?まあ、この人はなんて野暮なことをいいなさんのかねえ。
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「文は遣りたし、書く手は持たず」なんて謙遜、遠慮なぞは無用ってもんでございやす。へい。

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