スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雑記帳2―手土産

「手土産」とひとくちにいっても、案外、なにを渡せばよいものかと悩むことが多い。
それというのも、あげる相手との親密度を考慮しなきゃならないからだ。
気の置けない友人であれば、相手の好みもわかるから、選ぶのは簡単だ。時には、わざと

みやげものならぬ
いやげもの(嫌気物)

を選ぶこともある。といっても、相手が本気で嫌がるようなものじゃあなくて、軽く

こんなのもらってもどうしろというんだ?

と思われるようなものを手土産にすることはある。
しかし、商談のような交渉にかかわる相手の場合は、そうはいかない。ましてや初対面の相手ではなおさらだ。
僕の場合、そういうときには決まって

さるやの楊枝

を手土産に持っていくことにしている。
というか、馬鹿の一つ覚えで「食べ物」系を持っていくのは止したほうがいい。
まづ食べ物の場合、相手の好みに合うかがわからない。
先方は、

甘い物がすきなのか。
甘い物といっても和風なのか洋風なのか。

初対面では情報を持ち合わせてないから、なんともいえない。

もしかしたら、年齢によっては糖尿病をわずらっているかもしれない。
それならお煎餅がよいか。

煎餅は煎餅で、塩分あるし。日本人だからといって、煎餅が全員好きなわけじゃあない。

それなら一層のこと、御当地物でもいいじゃあないか。

といっても東京生まれの東京育ちにとっての御当地物ってなによ。名産といったって、東京は食の坩堝ではあっても東京が打ち立てる御当地物は案外、浮かばないものだ。
とまあ、考えれば、食べ物は無難なようでいて、無難ではない。
そこで、僕の場合、前述したように

さるやの楊枝

を手土産に持っていくことが多い。
さるやの創業は宝永元年というからかなり古い。当時から楊枝の専門店として営業していたようだ。そこの楊枝は1本1本が手作りで、

たかが楊枝、されど楊枝

の楊枝だ。楊枝そのものも素敵だが、桐でできた外箱も実にお洒落だ。なかでも独特の太筆でもって、

千両箱

としたためてある箱は、見ているだけでなんだか景気がよさそうな感じがする。
さて、楊枝を手土産のアイテムに選んだ理由は、先方の食べ物の好みは不明でも、生きていく上でなにがしかの食べ物を食べることは間違いない。朝飯、昼飯、夜飯にかぎらず、食べたあとに楊枝が手許にあったらどうだろうか。まったく使わないということはないだろう。また、黒文字であれば和菓子や水菓子の添えにも使える。あって邪魔になることはないはづだ。
また持っていく側にしても、受け取る側にしても嵩張らないのがよい。桐箱だからふつうに持ち歩いてる分には、まづ外箱が崩れることもない。要は相手のことを考えることが大事なわけだ。

ちなみに余談だが、よく手土産を渡すとき、

つまらないものですが・・・

と社交辞令的に付言するひとがあるが、あれは止したほうがよい。奥ゆかしくもなんともない。相手からすれば、

つまらないようなものを寄越してきた

ということになる。つまらないものをもらって嬉しいですと答えるひとはいないだろう。そういう煩わしいしきたりが社交辞令とするのは間違いだ。こういう時は素直に、たとえば

さるやの楊枝です。土産として持ってまいりましたのでお使いください

とストレートにいったほうがよいし、相手も受け取りやすいだろう。そして、それこそが大人の嗜みであり、社交辞令を形にしていると思う。
スポンサーサイト
地味にFC2BlogRankingへ参加
それでは「春夏冬、二升五合」をお願いまして、皆々様の御手を拝借。

FC2ブログランキング

熊さん。今のお人で何人目だい?
著者寸描(プロフィル)

浮世名詮〔うきよのめうせん〕

Author:浮世名詮〔うきよのめうせん〕
東西東西~。
さて、これより語りまする者はその名を「名詮」と申しまする。

性格は可成ふざけて居りまして、朝イチから行動すればよいものを、昼も過ぎ、夕闇の濃くなる頃から東都のあちらこちらへ出没し、状況に応じて色々な人物を演じ分ける素ッ惚けた根無し草。

まあ、気楽に気楽にお付き合い下りまするよう、隅から隅まで、ズズいっとお頼み申し上げまする。

先づは

乍憚口上
乍憚口上」つづき
乍憚口上」むすび

を一読下さりまするようお願い申し上げまする。

千穐萬歳大入叶

熊八ブログをケータイしておくれっ
ちょいと、そこのお前さん。無視していくんじゃないよ。めうせんの「熊八ブログ」がケータイでも見ることが出来るっていうじゃあないか。おや、知らない?まあ、この人はなんて野暮なことをいいなさんのかねえ。
QR
最近の戯れ書き
項目別四方山話
最近のご意見・ご感想
一筆啓上、火廼要鎮(メールフォーム)
「文は遣りたし、書く手は持たず」なんて謙遜、遠慮なぞは無用ってもんでございやす。へい。

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別四方山話
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。