大胆と繊細・その5つづきのつづき(オランダの休日 4-5-3)

ここから悲劇はどんどん積み重なっていく。とりあえず駅から出て、あらためて切符を買いなおそうとおもった名詮さん。ここからライデン行の切符をあらたに買えば問題ないからね。だが、アルクマール北駅は無人駅というか、

対人の切符売り場がない!(というか閉まってた?)

東京でいうところのスイカやパスモがあれば、券売機で買えるみたいだが、窓口らしきところは完全にしまっている。おまけに駅前にも、それらしき売り場が見当たらない。仕方ない。とりあえず、無賃がばれないことを祈りながらアムステルダムに戻ろうと、上りのダイヤをみると、次の列車は

4時40分か50分(だったと思う)

すでにアムステルダムから、30分は乗っているわけだから、アムステルダム到着は5時10~20分くらいになるわけだ。アムステルダムを運良く?着いて、ライデン行きに乗り継げたとして、アムステルダム―ライデン間は40分くらいかかる。待ち合わせは6時にホテルノロビーだ。ライデン駅からホテルまでは3分あれば着く。が、それはライデンをとおるアムステルダム発の列車があればの話だ。実にギリギリの綱渡りだ。一縷の望みを賭けて、アムステルダム行きの列車に乗り込む。
時間も時間だからか、路線が路線だからなのかはしらないが、上りの列車もガラガラだ。これで乗降口に立ってると、かえって目立つから、今度も1番後ろの席に座り、小さくなっていた。小さくなりながら、

アムスまで、アムスまでの30分。どうか、どうか検札が来ませんように。

必死になって念じていた。名詮さんの必死の念が遥かとおい日本の神様に通じたのか、なんとか事なきをえて、アムステルダムに戻ってきた。が、もう冷や汗ものだ。心臓はバクバクしている。アムステルダムに着くと、いそいでインフォメーションボックスに行き、男性スタッフに

Hi,I want to go to Leiden!!!!(もう、何番線なのかを聞いてない。自己の主張のみだ・・・)

というと、男性スタッフはペンをいじりながらうんうんとうなずき、名詮さんの自己主張を聞くと指さしながら、あっさりと、

Two(2番線だ)

名詮さんは、Thank youというが早いか、急いで2番線ホームに駆け上がり、液晶ボードをみると、ハーグ行きの列車だ。が、時刻は、

5時30分

先にも述べたが、アムステルダム―ライデン間は40分かかる。つまり、ライデン到着予定時刻は6時10分ごろ。はい、

間に合いません

名詮さん、心のなかで半ベソ状態ですよ。
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熊さん。今のお人で何人目だい?
著者寸描(プロフィル)

浮世名詮〔うきよのめうせん〕

Author:浮世名詮〔うきよのめうせん〕
東西東西~。
さて、これより語りまする者はその名を「名詮」と申しまする。

性格は可成ふざけて居りまして、朝イチから行動すればよいものを、昼も過ぎ、夕闇の濃くなる頃から東都のあちらこちらへ出没し、状況に応じて色々な人物を演じ分ける素ッ惚けた根無し草。

まあ、気楽に気楽にお付き合い下りまするよう、隅から隅まで、ズズいっとお頼み申し上げまする。

先づは

乍憚口上
乍憚口上」つづき
乍憚口上」むすび

を一読下さりまするようお願い申し上げまする。

千穐萬歳大入叶

熊八ブログをケータイしておくれっ
ちょいと、そこのお前さん。無視していくんじゃないよ。めうせんの「熊八ブログ」がケータイでも見ることが出来るっていうじゃあないか。おや、知らない?まあ、この人はなんて野暮なことをいいなさんのかねえ。
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